爪の構造・仕組み

爪は、指先の皮膚が角質化してできた器官です。
角化して硬くなった爪は、薄い紙をめくったり小さな物を摘んだりなど、細かい作業をこなす貴重な道具となります。
普段から何気なく切ったり色を塗ったりしている爪ですが、実はとても複雑でデリケートな場所なのです。
ここでは、爪の構造や仕組みについて紹介します。

爪のメカニズムを知り、爪を守る

むりやり缶ジュースのフタを開けようとしたり、うっかりタンスの角にぶつけたりなど、爪は何かとダメージを受けやすい場所です。

爪の一部や全体が欠損した時、「自然に伸びてくるから」と事態を甘く見ては危険です。
もし爪を新生する大事な部分が傷付いていたら、二度と再生しなくなる可能性があるからです。

爪のメカニズムをよく知り意識することで、衝撃や外敵から爪を守りましょう。

爪が伸びる仕組み

爪は爪母(そうぼ)にある爪母細胞が分裂することで形成されます。
この細胞が破壊されない限り、爪は半永久的に生えてきます。

また人間の成人の爪は、1日に0.1个曚豹びる仕組みになっています。

もし爪一枚をまるごと失ってしまったら、元に戻るまで手指の爪なら約5ヶ月・足指の爪ならばその倍はかかると言われています。

爪の構造

爪の各部位の名称や役割などについて解説しています。

イエローライン

イエローラインとは、爪のピンク色の部分と爪の白い部分の境界線を指します。

ストレスポイント

ストレスポイントとは、イエローラインの両端の部分のことです。

爪廓(そうかく)

爪廓は“ネイルウォール”とも言い、爪の両端を囲んでいる皮膚のことです。

爪下皮(そうかひ)

爪下皮は、細菌などの異物混入を防ぐための皮膚です。
爪下皮は爪先の裏側のイエローライン部分についており、“ハイポニキウム”や“ハイポニューム”とも呼ばれています。

爪甲(そうこう)

爪甲は“ネイルプレート”とも呼ばれ、指先に乗っている爪全体のことを指します。

爪溝(そうこう)

爪溝は爪の両脇にある溝のことで、“ネイルグルーブ”とも言います。
爪はこの溝に沿って伸びる仕組みになっています。

爪根(そうこん)

爪根とは、爪を生成する爪母基(そうぼき)がある部分です。
爪の生え際の皮膚の下にあり、“ネイルルート”とも呼ばれています。

爪先(つまさき)

爪先は“フリーエッジ”とも言い、爪の先端の白い部分のことです。

爪床(そうしょう)

爪床とは、爪を乗せている土台のことです。
“ネイルベッド”とも呼ばれており、健康な状態であれば薄い桃色をしています。

爪上皮(そうじょうひ)

爪上皮とはいわゆる“甘皮(あまかわ)”のことで、“エポニキアム”とも呼ばれています。
爪の根元を覆うようについており、菌の侵入を防ぐ役割を持っています。

爪半月(そうはんげつ)

爪半月とは、爪の根元に見える白い半月のことです。
“ハーフムーン”や“ルヌーラ”という呼び方もあります。

爪母基(そうぼき)

爪母基は爪の付け根の皮膚の下にあり、新しい爪を産み出すために存在しています。
“爪母(そうぼ)”や“ネイルマトリックス”とも呼ばれている部分です。

はじめにについて、さらに詳しく読みたい