歴史

ネイルアートは大昔から行われている身体への化粧の一種です。
しかし、ネイルアートの技術力やセンスに自信のある人は多くとも、ネイルアートの起源や沿革にまで詳しい人はおそらくごく少数でしょう。
ここでは、ネイルアートの来歴について紹介しています。

ネイルアートの始まり

ネイルアートは大昔から行われている身体への化粧の一種です。

しかし、ネイルアートの技術力やセンスに自信のある人は多くとも、ネイルアートの起源や沿革にまで詳しい人はおそらくごく少数でしょう。
ここでは、ネイルアートの来歴について紹介しています。

ネイルアートの始まり

ネイルアートの誕生は、私たちの遠い祖先が狩猟や植物採集などで生計を立てていた遥か縄文時代にまで遡ります。

その頃の日本人は既に指輪や腕輪などの装飾品を身に付ける美意識を持っており、異国では早々と爪のお洒落がスタートしていたのです。

ネイルアートの発祥地

ネイルアートの発祥地は紀元前3千年のエジプトとされており、王族のミイラの爪がヘナという植物の汁で染められていたことから発覚しました。

ちなみに絶世の美女クレオパトラもこのヘナを爪や唇などに塗っていたと言われており、階級の高い人間ほど濃い赤色を用いていたようです。

ネイルアートは中国から伝わった風習?

ネイルアートは昔から様々な国で行われていましたが、唐の時代(西暦618年〜907年頃の中国)に爪を染色していた楊貴妃の習慣が平安時代の日本に伝来したとされています。

日本にネイルアートが伝わってからの流れ

平安時代には高貴な人々の趣味として鳳仙花や紅花などの汁で爪に着色をしていました。

江戸時代に入ると原料のホウセンカのことや爪に色を塗る行為を“爪紅(つまべに)”と呼び主に遊女が行っていました。

その後フランスから“磨爪術(まそうじゅつ)”と呼ばれる爪磨きのテクニックが明治時代の日本に伝わり発達していったのです。

マニキュアの語源やペディキュアについて

マニキュアという言葉は古代ローマの公用語であるラテン語“マヌス(手)・キュア(手入れ)”という表現が変化して生まれました。

マニキュアは指や爪のお手入れという意味も含んでおりローマ帝国(紀元前753年から509年頃まで)の上流階級の男女の慣習でした。

また足の爪に色を塗るペディキュアという言葉も“ペディ(足)キュア(手入れ)”というラテン語が元になっています。

日本でネイルアートがブームになるまでの流れ

1920年代、ネイルラッカーの登場

近代ではネイルエナメルなどと呼ばれているネイルラッカーは、乾きが速く水に強い自動車の塗料からヒントを得てアメリカで発明されました。

その後ネイルエナメルが市販されるようになりネイルアーティストという職業も誕生したのです。

1970年代、アメリカでつけ爪が登場

映画産業の聖地ハリウッドのメイクアップアーティストが女優の爪に装着するための「付け爪(人工爪)」を産み出しました。

1970年代後半、日本にアメリカのネイル文化が到来

アメリカのネイル文化が日本にやってきたのは1970年代の終わりごろです。

また1980年代の初めには日本初のネイルサロンがオープンし、1985年には日本ネイリスト協会(JNA)が創設されました。

1990年代、日本でネイルアートが大ヒット

芸能人がネイルアートに興味を持つようになり、それがテレビや若者向けの雑誌などで取り上げられ視聴者や読者の間で一大ブームとなったのです。

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