グリーンネイル・爪甲剥離症

付け爪はさまざまなトラブルの引き金となります。その中で最も多いのが、グリーンネイルや爪甲剥離症でしょう。どちらも一度かかってしまうと、爪の見た目が悪くなるばかりでなく、日常生活を送るのにも支障をきたしてしまいます。
ここでは、グリーンネイルと爪甲剥離症の原因や症状、対処方法について紹介しています。

グリーンネイルと爪甲剥離症に注意

付け爪のやりすぎや付け爪後のケアを怠ると、グリーンネイルや爪甲剥離症にかかる可能性があります。

どちらもついやってしまいがちなミスなので、意識しなければなかなか予防は難しいものです。

付け爪で悲しい思いをしないためにも、グリーンネイルと爪甲剥離症がどのようなトラブルなのかを知っておきましょう。

グリーンネイルとは

グリーンネイルとは、爪にカビが生えた状態のことです。

爪に緑膿菌(りょくのうきん)と呼ばれる菌が感染することによって起こります。

グリーンネイルという名前の通り爪が緑色に変色し、症状が進むにつれて黒っぽくなるのが特徴ですが、痛みは伴いません。

グリーンネイルの原因

グリーンネイルの主な原因は、人工爪の一種であるスカルプチュアです。

スカルプチュアを長い間付けっぱなしにしていると、自爪から浮き上がって隙間ができる「リフト」という現象が起こります。

それを放置しておくと、空いた隙間に水が浸入して菌が発生・繁殖しやすくなるのです。

グリーンネイルかな、と思ったら

グリーンネイルの発症に気付いたら、すぐにスカルプチュアを取りましょう。

素爪に戻したらまめに患部を消毒し、爪が伸びたらカビが生えた部分を切り落とすことで解決できます。

爪が剥がれるほどに悪化してしまった場合は、早めに皮膚科を受診しましょう。

爪甲剥離症とは

爪が爪先から付け根に向かって少しずつ剥がれていく病気のことです。

特に痛みはなく、爪全体の1/2くらいまでしか進行しないので完全に剥がれ落ちることはまずありません。

原因となる病気や習慣は女性に多いことから、爪甲剥離症は女性がかかりやすい病気と言えるでしょう。

爪甲剥離症の原因

爪甲剥離症の原因は後天性によるものが多く、以下の5つに大別されます。

  • 1.甲状腺機能の異常や貧血などの全身性疾患に伴うもの
  • 2.全身性強皮症や乾癬、手掌多汗症などの皮膚病の部分症状として見られるもの
  • 3.マニキュアを落とすリムーバーや刺激の強い洗剤などの化学物質によるもの
  • 4.カンジダ症などの感染症によるもの
  • 5.薬による光線過敏症やポルフィリン症による光線過敏症に伴うもの

爪甲剥離症かな、と思ったら

爪甲剥離症は、マニキュアや付け爪を頻繁に付け替える女性や水仕事が多い女性によく見られる病気です。

思い当たる節があったら、ネイルアートはしばらく控え、水仕事の前にゴム手袋をはめるなどの配慮をしましょう。

それでも治らない時は病気の疑いがありますので、病院で明確な原因を調べて専門医師による治療を受けましょう。